miel＊sucre

エルマーと１６ぴきのりゅうの箱(完）

去年の今頃から刺し始めて、今年の４月の作品展に出した箱。
完成画像をずっと載せる載せると言いつつ、今頃になってしまいました。
私のヤルヤル詐欺にも我ながら呆れるばかりです～。
でも、年内に出来てよかったです。

外箱の大きさは28㎝×23㎝。高さは5㎝です。
本体とふたがぴったりと閉じるタイプ。（インロー式というらしいです。先ほど知りました）
エルマーの本の装丁（下の愛蔵版）からヒントを得て、
濃いグリーンのハイモード（起毛した生地）を使いました。


中には16個の小箱が入っています。
赤いハイモードの小箱たちは、水色のお父さんと黄色のお母さん、色々な緑色の姉妹たち。

青いハイモードの小箱は、黄色地にいろいろな水色の模様の楽しい兄弟たち。
ロング＆ショート、アウトライン、サテン、フレンチナッツなどで模様をつけました。

小箱は5.2㎝×6.4㎝、高さは4㎝です。マッチ箱のようにスライドさせて開けます。
2㎜厚のボール紙で作っているとは言え、かなりの重さです。
後日量って追記したいと思います。

この箱は作品展がなければ多分作らなかったと思います。
作ったとしてもりゅうは１ぴき止まりでしょう。
とても貴重な経験になったと思います。
ステッチのアドバイスや私の頭の中にある箱のイメージを具体化させて、
ギリギリまでご指導いただいた先生に本当に感謝しています。
刺し終わって色が気に入らなくなってしまい、刺し直したのもよい思い出です。
ちょうど１年経って、エスカのレッスンでまたりゅうを刺し始めました。
今度はこんなに子だくさんではなく、シンプルで実用的な箱になる予定です。

●●●きょうの首筋●●●
髪の毛を短く切り過ぎて
とても寒いです（涙）

小さなオーナメント

「すてきにハンドメイド　１１月号」より
山梨幹子さんの小さなオーナメントを作ってみました。
以前、いろいろな方がこのような形のピンクッションを作られていて、
面白い形だなあ！と楽しく拝見していました。
その時は難しそうで作ろうという気にはなれませんでした。
それと同じ形なのかな、仕組みが分かると案外簡単でした。

フレメの麻布のハギレとキットの残りの糸でちまちまっと。
私の大好きなデンマークのクロスステッチ、フレメ（Haandarbejdets Fremme）は、
ほとんどがキットになっていて便利と言えば便利なのですが、結構高価だったりします。
コットンの花糸もDMCなどと比べるとあまり流通もないし、お値段もかわいくありません（涙）
でもでも、なんとも言えない色合いと素朴な感じはとても魅力的です。
そんなこともあって、布も糸もケチって使っているのか、どんどんたまってきています。
キットには糸が充分過ぎるくらいたくさん入っていて、枷で残る色もある位です。

この「Little Ida's Flowers」を刺した時、いろいろな色の在庫が増えたのでした。
遡ってみたら完成品をブログに載せていませんでした。

ステッチノート「Little Ida's Flowers」　
Haandarbejdets Fremme　デザイン　Edith Hansen
布　HF 10B　
糸　danish flower thread　

「すてきにハンドメイド」は、NHKのおしゃれ工房の後番組なのですが、
「すてきにハンドメイド」になってから初めてテキストを買いました。
この号に、通っているアトリエ・エスカと佐藤ちひろ先生が載っているのです。
先生が座られている席で、私は計算間違えをしたり、切らなくてもいいところを切ってみたり、
はみ出たボンドを指にくっつけたりなんかしています（涙）
私の泥栗とは対照的な空間で、気持ちのよい緊張感と心が静かになるような安心感があり、
私にとってとても大切な場所になっているように思います。
整体とか、ヨガのようになんだか気分がリセットされるような感じがするのです。
この号の他の特集としては、田川啓二さんのキラキラのビーズチャームや、
リリヤンで作るアクセサリーとか、がま口バッグなどです。
私にぴったりの村林和子さんの「はじめてさんのニット」という連載の
棒針編みでミニマフラーというのもあります！

上の方の写真を撮ってから、もうひとつ増えました♪
このオーナメントの作り方の放送日は１１月１１日（木）です。
山梨さんの他の作品も見られるかも。再放送も同日なので予約しておこうっと。

●●●メールのお返事が遅くなってしまってすみません。●●●
今日中に全部お返事出来ると思います。
とっても元気に過ごしています。ご心配おかけしました。

てふてふ２匹

夏休みを挟んでエスカのお教室で作っているのは、こんなもの。
あんまり得意ではないスタンプワーク。練習シナイカラダヨ・・・。
かわいらしいピンクッションはＹさんにいただいたものです。
ありがとうございます♪
小さなピースがきれいに組み合わさっています。
こういうピシッとした仕事ができるといろいろ可能性が広がるんだけどなあ。

８つのピースは２匹のちょうちょになりました。
本当は１匹だったのですが、刺しているうちに
なんだかとってもかわいらしいものができる予感がして（笑）２匹になりました。
どうしてもいつも複数の箱を作ることになってしまいます。
プレゼントも心置きなくできるでしょ？って、誰かに押しつけちゃうんかい！？

クルーウェル刺繍

クルーウェル刺繍という毛糸を使った刺繍を教えていただく機会に恵まれました。
アメリカで30年ほど前まで流行っていたそうですが、その後廃れてしまったそうです。
最近になって、モダンなデザインで復活。
日本ではファーストクラフトさんが紹介されています。
オーナーさんは、クルーウェル刺繍や毛糸などを、
愛情をもって丁寧に、大切に扱われており、とても素敵な女性です。

数日前まで、小さく25番刺繍糸一本取りで刺していた私は、
なかなか毛糸の太さに慣れられず、ついピシッと引っ張ってしまうので困りました。
（癇の強いおんな）
また、いつものようにステッチが細かくなってしまい、糸を余分に使ってしまいました。
半分ほどから、毛糸の特色を活かすふんわり刺すことにようやく慣れました。

羽と胴体は段染めの糸を使っています。
サテンSやレゼーデイジーS、バリオンSなどいつも使っているものもありますが、
初めてのステッチもあり、とても興味深かったです。
図案は蝶の周りの水色のラインと同じものでプリントされているのですが、
案外目立つので（洗うと薄くなるそう）、なんだかとってもおおらかな感じで、
かわいい♪とすら思ってしまいました。
しかも1枚のクロスに蝶がたくさんプリントしてあって、カットしているそうです。
蝶と同じ色の毛糸でタッセルも作らせていただきました！
タッセルはエスカにも使えそうだと、少し前に本を買ってあったのですが、
毛糸で体験できてよかったです。いきなり刺繍糸はかなりハードかもしれません。
本来はサシェにするようなのですが、タッセルもありますので、
やっぱり箱に仕立てようかなと思っています。

しばしお別れ。

刺し直していたものがやっと完成しました。
やはりかなり印象が変わり、落ち着いていい感じになりました。
手前のがやり直す前の色、やっぱりポップ過ぎます。

監視員、今日も張り切って勤務中。

エスカのレッスンで大きな箱を組み立てました。
小さな箱を量産していたので、とっても扱い辛く感じました（涙）
サイズが大きくて、貼る予定のクロスが足りない事態が発生。
次回までに注文してくださるそうです。お手数をお掛けします～。

さっそく並べてみた！大箱は小さな箱のサイズが必要になってくるので、
間に合わせるため、５日ばかり午前２時、３時まで作業をしていました。
これは私がいけないのです。学生の頃からテスト前に模様替えをしたり、
優先順位の順位すら明らかにつかないことを始めたくなってしまうのです。
で、今回はかぎ針のドイリーなどを飽きるまでやってしまいました（涙）
ただでさえ、自分の能力以上のことに挑戦しているのに困ったものですね。

カメラを置きに行っている間に乗られちゃいました（涙）
作業は私の浮気癖とネコズとの闘いの日々です。

この記事でひとまずエルマーと１６ぴきのりゅうの箱はお休みです。
４月に代官山ヒルサイドテラスでお会いしましょう。
作品展のご案内はまたこちらでさせていただきたいと思います。
終了後、しっかりブログで完成品をお披露目したい思います。

↓遡って更新しています。
また、コメントのお返事を再開しています。よろしくお願いいたします♪